あぶく review

 

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2007/06/03 17:14

姑獲鳥の夏/京極夏彦 

……い、今更何故と言わないで下さい。
毎度のごとく、流行の波にひたすら乗り遅れる私。

確か映画化したのは……いつだったか。数年前かな。
京極さんの作品は、何冊か所持していることは、所持しているんですよ。ほとんど短編集です。
けれど、かの有名な京極堂シリーズは1冊もありませんでした。
文庫版なのに凄まじい厚さだから、いくら私が活字微中毒気味だとはいえ、気後れすると言うか物怖じすると言うか。ぶっちゃけ買うのに勇気がいります。そんなにハイレベルな活字マニアじゃないのに手を出していい作家さんなものか、迷ってしまう感じです。
何だろう…京極作品は京極ファンが楽しむものだ、みたいな本当に勝手な自己解釈が成り立ってまして。本当に至極勝手な妄想だったんですが。

しかし、まぁ今回、古本屋で安く手に入ったので、折角だから挑戦してみようかなと思い読書開始。
読了3時間ちょっと。

お……怖ろしい作家、京極夏彦(笑、畏怖に通ずる敬意を込めて)

この私(いや、言うほどのものでもなく、単なる読書好き)が、読了3時間までの途中、一旦小休憩を取った、とゆか取らざるを得なかった小説は初めてです。
500ページぐらいの小説でもハマると一気に集中して読み切ってしまえる体質ではあるんですが、確かにハマって一気に集中読書はしていたはずなんですが、「の、脳味噌が休憩を欲している!!」と泣く泣くシオリを挟む羽目になりました。
その後、コーヒー淹れて復活しました。何だこの疲労感。読みきった手ごたえなのか…。
駄目だなー、まだまだ頑張らないと。(しかし何を?)

……あら、気付けば本の内容を書いてない。
と言っても、有名な本だから書くだけ蛇足なのかなぁ、という気はします。

時は戦後。昭和初期なので、どこか懐古的ではあるのですが、ポンポンと科学用語が飛び交ったりするので、現代とそれほど違和感は無い。
強いて言うなら、戦中戦後の会話と、女性のファッションなのかな、と思いました。和服・・・はデフォルトです。これも別段古いとは感じませんでした。(改めて考えれば、すぐに気付くくらい確かに昭和なんですが。)

あと、中盤~終盤にかけて色々と多彩な人物が登場してきて、今後、誰がレギュラーキャラクタになっていくのか分かんなかったのです。ちなみに、私が一番気になった人物は里村さんです。絶対マイナーです、これ(笑) あと、終始ゲッソリしているんじゃないかという関口さんには長期休暇を上げたい感じです。(映画では確か京極堂役が堤真一さんでしたっけ。関口役は誰なんでしょう?)
延々とした語り口調に拒否反応は出ませんでした。高田崇史さんで慣れていたからか。続巻も探してみます。
お気に入りの場面は、京極堂が黒い着流しで坂道を下りてくるところ、でした。

しかし、今気付いたんですが、もしや、
「姑獲鳥の夏」って京極堂シリーズの中でも比較的文字数少ない部類に入るんでしょうか?
……精進します。
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